“Kriya”格言
あなたは人生に何を求めていますか?お金、健康、家族、愛、名誉、趣味…
あなたがほんとうに必要なものは“自由意志”による呼吸です
– 龜 井 さちを –
退化した適合性の社会を超えて生きるために④
こんにちは Kriyaヨガマスター 龜 井 さちを(Kamei Sachio)です
今回は前回からの外伝の②になります
変化の中で自己を確立する
わたしはこの60年の生涯で30回以上の引っ越しを経験してきました
数年間住んだ場所もあれば、わずか数日間という短い期間のところもありました
生きるスタンス
わたしは、終わりのない生命というほんとうの輪廻の間(はざま)を生きています
場所から場所への移動の中で、後を追う者も、追ったこともこれまで一度もありませんでした
なぜなら、わたしのスタンスは常に「来る者拒まず去る者追わず」なのです
安住の地
私たちの中には、永遠の新参者になる運命にある人もいるでしょう。頻繁に引っ越しをする中で、これまでの生活の継続性と安定性をどのように確立すればよいのでしょうか
たとえ何年も同じ住所に留まることができたとしても、生活の他の側面が変化する可能性があります
近所の人々、隣人、仕事、家族の構成はすべて流動的です。慢性的な変化の真っただ中で安定を見つけるのは、気が遠くなるかもしれません
変化とともに生きる
変化とともに生きることは新しいことではありません。創世記に記されているように、アブラハムとサラが慣れ親しんだものすべてから遠く離れて移住したことが書かれています。三世代後、彼らのひ孫のヨセフは、嫉妬深い兄弟たちによって、意に反してエジプトに送られました
アブラハムは世界の3つの主要な宗教の創設者の信仰の父となりました。ヨセフは最終的に、非常に信頼され尊敬されるエジプトの指導者になりました
私たちは生活の変化が少ないことを好むかもしれませんが、聖書は、神が変化の真っ只中にいる人々を通して働いてくださることを教えてくれるのです
大いなる存在のこと
大いなる存在は私の歩みを常に見守ってくれています。わたしはどこへ行っても続けられるほんとうの習慣を身につけてきました
天国と地獄
わたしの人生は天国と地獄を地で行く有様でまさに波乱万丈を絵に描いたようでした
過去の栄光
これまでたくさんの物を手に入れて来ました。失ってきた物も数え切れないくらいあります
しかし、大切なことは何か。その瞬間瞬間を見つめることだけは一度も止めたことはありません
ほんとうに必要なもの
私は過去の栄光を献身的な崇め物にする気は毛頭ありません
意識の中も、実際の荷物も最小限で良いというスタンスです
ほんとうに必要な物さえあればそれで良いと思うのです
日々の祈り
私は大いなる存在という神は信じていますが、宗教(団体)は信用していません
なぜならそこには「神」も「仏」もいないからです
わたしの日々の祈りは至ってシンプルです
お気に入りの音楽を流し、恋人と戯れたり、好きなお酒を飲み、大いなる時空からメッセージが降りてきたら間髪入れずに原稿を書きます
人生の航跡
わたしは人生は一直線ではなく円を描いていると感じています。ふと、そう思うだけで自然と心が安らぐのです
また、時々以前に書いた自分の投稿を読んだりすると、今直面している状況や感情が、わたしの人生の早い時期に何らかの形で起こったことを思い出させてくれるのです
新しい場所に欠かせないもの
新しい場所に行くたびに、私は必ず“結界”を張ります。結界とは単に術的なものをするだけではなく、自分自身の意識化に今ある状態を垣間見せてくれる大切なセルフ神事です
わたしのお気に入りの場所は、ある意味すごく分かり易いです
ほとんどは大自然の場所なのですが、稀に大都会の雑居ビルや電車の高架下の飲み屋だったりします(笑
重要視するもの
わたしはどこに行く時も一番重要視していることがあります。欠かせないものと表現しても良いくらいです
何かというと、「風」です
プロウィンドサーファーだった頃からかなりの年月が押し寄せて来ましたが、わたしのときめきのシュチュエーションは今も変わらないままです
居場所
結局のところ、この生涯で私たちが知る長期的な安定は、偶発的なものや棚から牡丹餅的なものではなく、
昨日も今日も明日も同じように、自分自身の精神に集中し続けることによってもたらされると思うのです
あなたが自分らしい自由意志を使い、あなただけの光輝く人生にしたいなら、ココ!
《Kriyaヨガとは 人間の解脱への探求の無限運動であり、いわば生身の体を通じた唯一者への回帰的な転変行為である 》
本日も最後までお読みいただきましてほんとうにありがとうございます
愛と感謝と光を込めて…
シャンティ・シャローム(Shantih Shalom)
Kriyaヨガマスター 龜 井 さちを(Kamei Sachio)