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『真理の花びら』“Kriya” 龜 井 さちを 2025年版

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みなさま こんばんは
現存する地球最後のアカシックナンバー神託師クリヤマスター 龜 井 さちをです 
 

今回は、以前、ヨーロッパのスペインとフランスに住んでいた時に知り得た作者不詳の古代の美しい王子と娘の話です

『真理の花びら』“Kriya”龜 井 さちを2025年版
※「真理の花びら」とは、わたしの師匠桑原啓善氏の偉大な著作のタイトルです 

興味ある方はこちらこらご購入いただけます↓ 

桑原啓善「真理の花びら」 

真理とは何でしょうか?

わたしがこれまで読んだ物語の中で、中世ヨーロッパのこの古い民話に匹敵するものはありません
みなさまに楽しんでいただければ幸いです 

では 

“息ます” 

~ 古代、王子は花嫁を選ぶと宣言し、興味のある乙女全員を宮殿に呼び寄せました 

その日、広間に集まった多くの貴族の貴婦人や王女たちの中に、幼い頃一緒に庭で遊んで以来、 

王子に秘めた恋心を抱き続けてきた、老宮廷庭師の娘が立っていました

白いドレスには泥のシミがまだ残っており、彼女はそれを落とそうと必死でした 

彼女の裸足は、他の貴婦人たちのきらびやかな靴とはまるで対照的でした 

彼女が歩くところ、ざわめき、ささやき、嘲笑の視線が彼女を追っていました 

しかし、そのとき王子が戸口に現れ、すべての視線が彼に向けられました 

王子は集まった群衆に軽く微笑みかけ、こう言いました 

「乙女たち一人ひとりに花の種を一つずつ与えます 

それを植えて、満開になるまで育ててください

6ヶ月後、皆さんが苗を持ってここに戻ってくるのを見たいですね 

私が花嫁に選ぶのは、最も美しい花を咲かせた乙女です。」 

そう言って、彼は召使いたちに乙女たちにそれぞれ一粒ずつ種を与えるように命じました 

庭師の娘は急いで家に帰り、父親の古い鉢の一つに種を植えました 

彼女はこれまで学んだ正しい園芸の知識をすべて駆使し、
寝たきりの老人の父親は彼女に、
何をすべきかについてのヒントや注意点をいくつか教えてくれました 

彼女は植物が成長し始めた兆しを数日間待ち続けました 

丹精込めて準備した土から最初の葉が出てくるのをどれほど待ち望んでいたことか

しかし、日が経ち、何週間経っても一葉も育つことはありませんでした 

負けを認めたくない彼女は、他の宮廷庭師たちに意見を求めました 

植物を成長させる方法をあれこれ考え、考えるだけで毎日頭痛がするほどでした

数週間が1か月になり、2か月、3か月、4か月、5か月、6か月と長くなりました

結局、その小さな鉢からは植物の芽が出ることはありませんでした 

絶望に暮れた少女は、家に留まろうかと考えましたが、心の恋人にもう一度会うためだけでも、 

花のない鉢を持って宮殿に行くことを決心しました 

宮殿の隅で、彼女はうつむいて座っていました 

他の女性たちが、織りの細かい色鮮やかな絹のドレスをまとっているのを見ると、彼女の目から涙がこぼれ落ちました 

彼女たちは、美しい花を咲かせた、華麗で精巧な花瓶を手にしていました 

あらゆる形、大きさ、色、香りの花が、その小さな部屋にぎっしりと詰め込まれ、王子の判断と、 

どれが一番美しいかの決定を待っている光景は、息を呑むほど美しいものでした

召使いが部屋に入ってきて、女性たちの間を歩き始めましたが、女性たちはほとんど彼に気づくことはありませんでした 

召使いはそれぞれの手に何を持っているかをざっと観察した後、隅に空の鉢を横に置いて座っている庭師の娘に目を留めました 

彼はすぐに彼女のところへ行き、肩を軽く叩きました
「一緒に来なさい」と彼は言いました 

娘は召使いの真剣な表情を見て、追い出されるのではないかと心配になりました

空の壺、汚れた服、涙ぐんだ顔で、何の努力もせずにこんな所に来るとは

こんなに立派な女性たちの中で、醜い汚点のように目立ち、王子の大切な日を台無しにするなんて 

彼女は手の甲で涙を拭いながら、慌てて立ち上がりました 

召使いは彼女の腕を掴み、部屋の中央へと導きました 

すると突然、別の召使いが駆け込んできて、王子の到着を告げました 

王子が姿を現すと、部屋は静まり返りました 

王子は部屋を見回し、庭師の娘を抱く召使いと視線を合わせました。召使は王子に軽く頷きました 

王子は微笑み、召使いと庭師の娘を指差しました 

「私の花嫁をご覧ください」と、驚愕する群衆に向かって宣言したのです 

しばらく沈黙が続きましたが、すぐに多くの女性たちの怒った声がそれを打ち破りました

「でも彼女の鍋には何も入ってないよ」と女性たちは叫びました 

王子は静寂を命じて秩序を取り戻すために手を挙げ、そして説明を始めました 

「半年前、私は皆さん一人一人に種を一つずつ渡し、一番美しくて最高の花を持って来るように言いました 

今日、皆さんは王国でおそらく見たこともないような、驚くほど野生的でエキゾチックな花を咲かせているのが分かりました 

しかし、この女性は、皆さんの誰にも匹敵しない花を見せてくれました。真実の花です 

王子は宮殿にいる女性たちにこう言いました 

私が以前、皆さんに渡した種はすべて煮沸され、不妊にされていました。きっと、雑草一つ生えなかったでしょう。」と。 

誰にとっても、
自らの意識と行動で“真理”に出逢うことは広い海の砂から、
一粒の芥子の実を見つけるのと同じくらい奇跡であり尊く、


美しい、

あなたが持つ

深淵な力そのものです 

Kriyaは人間の解脱への探求の無限運動であり、いわば生身の体を通じた唯一者への回帰的な転変行為である                  

愛と感謝と光を込めて…                     
シャンティ・シャローム(Shantih Shalom)                         
Kriya master  龜 井 さちを      

ここまでお読みいただきありがとうございます
この先はお知らせ各種です     

 

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制作・著作:Kriya master 龜 井 さちを                         
配信:IYU国際ヨガ連合





         

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